※ 解説
速水は弘樹との特訓の為に買い置いていた瓦ダミー用のコンニャクを
とりあえず冷やしておくために借りていた学院の冷蔵庫から取り出し
道場へと向かう。
その 移動のさいに守とバッタリ会った。
守「あ、健吾 今から稽古?」
健吾「ああ、今日は片山も一緒だ」
守「へぇ、片山君も・・・あれ?健吾それ何持ってるの?」
健吾「うん?ああこれは・・・」
ガサゴソとビニール袋から取り出しそれを守に見せる。
守「――――――え、コンニャク・・・?」
健吾「片山用の練習道具だ」
空手の練習にどうしてコンニャクが??
守は頭の中でそう思ったが、速水があまりにもさらりとした口調で
言うものだから、可笑しくて言葉ではなく笑いが込み上げる。
守「〜〜ぷっ は はは、あははははははっははっはは・・・なん、くっ、
なんでコンニャ・・・ふふッ ふふふふッ
ははっははははははっはは・・・・・」(延々続く)
健吾「なにがそんなに可笑しいんだ???」